小林亮オフィシャルサイト

アキラのタイコ放浪記Ver.2

第10話 「 In Las Vegas 〜2日目午前〜」

June 26 2006
月に一度の「旅行話し」です
1年前の事を必死に思い出して書いてます


前回までの話を知らない方は右枠カテゴリの中の
「海外旅行の話」をクリックして下さい
(一番古いのから読んでね!)



では本編へ・・・



いよいよラスベガス2日目
超ハードな「24時間!」
国立公園巡りの旅がスタートするのである!


2日目と言うが、正確には3日目との境目が分からないのだが・・・(笑)


前日の午後11時ぐらいには就寝した我々は
4〜5時間の睡眠を取り、朝の4時頃に起床した

ジャンケンで運転手を決め「I」が運転する事に
そして予定通り、午前5時にホテルを出発したのだった

これから始まる冒険を前に、テンションも最高潮のまま
まずはラスベガス市街からフリーウェイ15号線に乗り北上する

ちょうど夜明け時刻と重なり、後方に見えるラスベガスの夜景が
とても綺麗で興奮状態の車内の中で
1人「俺も見たいやんけ!」と叫ぶ「I」
「危ないので、ちゃんと前を見て運転しましょう!」と3人!

その後、車は家も街灯も無い砂漠の中を走っていると
すっかり夜も明け、周りの景色がはっきり見える様になった

この先 素晴らしい大自然を何箇所も見に行くのに
フリーウェイから見える ちょっとした山や谷だけで
「うおぉ〜!」と叫んでしまう小市民達

例えばこんな風景で・・・(恥)





1時間ほど走った所に、小さな町があったので
フリーウェイを降りたすぐのマクドナルドで朝食を食べた





この後は山道が続き、燃料がすぐに無くなる可能性があるので
ガソリンスタンドで給油して、大切な非常食を買う事にした





何処のガイドブックや、インターネットでの情報でも
必ず書いてあるのが非常食と、大量の水を買う事!


それぐらい何が起こるか分からない所なんだろう・・・?


ここからは俺が運転を交代して再出発だ!


まず目指す場所は「ブライスキャニオン国立公園!」
ここから約3時間の道のりである!

我々を乗せた車は、NEVADA州 から一瞬だけ
ARIZONA州 を通り、すぐに UTAH州 に入った

本当は ST.George と言う町を過ぎてすぐの
州道9号線でのルートの方が道の状態的にも
走りやすいのだが、我々は途中でどうしても
寄りたい場所があったので違うルートで行く事にする

なので ST.George から約100キロそのまま北上し
Cedar City と言う町から州道14号線で東に向かう事に

フリーウェイを降りて一般道に入ると一瞬で峠道になった
しかもかなりの急坂を登る事になる


すると ある異変に気付くメンバー・・・


さっき灼熱のラスベガスを出て、砂漠の真ん中を走り
クーラーをガンガンに効かせていたはずなのに・・・



寒い・・・


とりあえずクーラーを切る・・・


でも寒い・・・


車は永遠に峠を走る・・・


寒さが増す・・・


暖房を入れる・・・


超寒い・・・




ふと車の外を見ると・・・




別世界が待っていた・・・












そこは雪国だった・・・




我々は「ブライスキャニオン国立公園」に行く途中にある

「シーダーブレイクス国定公園」に寄りたかったのだ!

そこは高地の為、真夏でも10℃ぐらいにしかならず
夜は零下になってしまう程の標高なのだ(標高3190m)

富士山の標高が3775m だから
富士山の七合目より高いって事だ!
どれぐらい寒いか分かるだろう・・・(笑)

我々が行ったのは4月で、言うなれば まだ冬季!
だからこんな感じでした・・・







もちろん冬季閉鎖中!


頑丈に閉められたゲートの前で車を停め
T シャツ姿で車外に出て愕然としていると

ダウンジャケット着たおじさんが車でやってきて

「ここは閉鎖中だよ!」
「まだ1ヶ月以上は無理だよ!」
「せっかく来たのに残念だな!」

的な事を言って去って行った・・・

彼は話している間、ずっと我々の姿を見て(Tシャツ1枚)

半笑いだった・・・

たぶん何かの・・・

罰ゲームだと思っていたかもしれない・・・



最先の悪いスタートを切った我々は
正直この先の不安を感じながら
「ブライスキャニオン国立公園」に向かった

さっきとは逆で今度は下り坂のオンパレードで
そのまま州道14号線を東に走り、突き当たりの
Long Valley Jct.で国道89号線を北に北上する

Panguitch と言う町の手前で、州道12号線を東に走る
もう目的地までは近いはずだ


そう思った時だった・・・


突然目の前に現れたのが
赤い岩で出来た山だった

見た事も無い色の岩(赤色)
それがとても綺麗な色で思わず車を停めて
見物してしまった程だった







我々のプランには入っていなかった
この偶然通りがかった場所は


「レッド・キャニオン州立公園」


前情報も無しで偶然見る事が出来た
隠れアイテムみたいな感じで
何か得した気持ちになった







こんなアーチの中に道路があるのだ!



帰国して調べたら、あまり情報誌等には紹介されてないが
「ブライスキャニオン」に行く途中に必ず通るらしく
みんな驚いて立ち止まるポイントらしい(恥)

この予期せぬ観光で「シーダーブレイクス」の残念な出来事は
無かったかの様に我々は上機嫌で再出発したのだ


そこから数十分で「ブライスキャニオン国立公園」に到着!


ここは俺が絶対に行きたかった所で、実はここの観光が増えたのが
今回の超ハードスケジュールになった原因とも言われている(笑)

何箇所かのビューポイントがあり
色んな角度から絶景が味わえるのである









こんな景色が・・・

こんな壮大に広がると・・・







こんな顔になる・・・








この形って・・・?
どうなったら・・・?
こうなって・・・?
そんな風に・・・?


みたいな事を真剣に考えるのも
馬鹿らしくなるぐらい素晴らしい景色だった

渓谷好きな俺は正直に言うと1年前に行った
「グランドキャニオン」より感動した

「グランドキャニオン」は巨大過ぎて遠すぎて
実感が無かったのを覚えているが

ここはビューポイントが近いし、それより何よりも
この不思議さが俺の心を掴んで離さなかったのだ



それから先ほどの雪国まではいかないが
ここも標高2000〜2700m もあり
雪も残っているだけあって結構寒かった


それに少し歩くだけで・・・

息切れするぐらい・・・

酸素も薄かった・・・


ずっと見ていたかったが我々には時間が無いので
約1時間弱の滞在で「ブライスキャニオン国立公園」を
出たのであった



そして・・・



この後・・・



この旅での・・・



一番の問題に・・・



ぶち当たったのだった・・・

| Category:旅行の話(2005) | 05:10 AM | comments (3) | trackback (0) |

コメント

わぁ!!僕も『レッド・キャニオン』に行った事がありますよ!!
めっちゃキレイやった記憶があります!!
僕がベガスに行った時は、観光で『フーバー・ダム』と『グランド・キャニオン』に行きました!!
両方ともスケールが大き過ぎて、距離感が分らない…
『グランド・キャニオン』は見た瞬間、デカ過ぎて『え…うそ…』って言ってしまいましたわ。笑
きっと『ブライスキャニオン』も現地で見たら、もっと凄いんだろうなぁ!!!
旅行話の続き、楽しみにしています。

| 陽一 | EMAIL | URL | 2006/06/28 02:27 AM |

ラスベガスには間に合わないけど…ベロニカには間に合いそうです(^O^)

| スイーツ | EMAIL | URL | 2006/06/30 04:53 PM |

>陽一

楽しみにしてくれてるんや〜!ありがとう!
旅行話しってコメント無いから誰も興味無いんかな?
って思ってたから嬉しいわ〜!
でもランキングは1位だったりするねんな・・・?

>スイーツさん

間に合って良かったです!(笑)

| Akira | EMAIL | URL | 2006/07/01 08:16 AM |

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